2013/06/13

福島つながるこそだてサロン 6月13日

今日のつながるこそだてサロンは、
福島市の十六沼公園内さくらの広場 ぴょんぴょんドームにて開催しました。


ぴょんぴょんドームとは、東京電力福島第一原発事故の影響で外遊びする時間の減っている子どもたちのため、福島市が整備した大型空気遊具です。
徹底的な除染を行い、2億8000万円を投じて公園を整備し、ドーム周辺の空間放射線量は毎時約0.08マイクロシーベルトにまで下がり、安心して青空の下元気いっぱい子どもたちが遊べる場所となりました。
※モニタリングポスト数値、リアルタイム詳細は、こちら↓
http://radioactivity.nsr.go.jp/map/ja/area2.html

ここがオープンしたのは、震災から、2年以上経った2013年4月13日。
利用者さんからは、「久しぶりに、安心して外で遊べるようになった」という喜びの声もよく耳にします。
しかしながら、
写真でご覧になっている通り、緑豊かな公園ですが、
公園内のこの青々とした芝はすべて人工芝です。
良く見ると芝の合間には、細かいゴムチップがキッチリと敷き詰めらていて、
クッション性もあり安全です。
裸足で足の甲を擦りつけながら歩き回り遊んでいる子をたまたま見かけた時に、
そのようにしても足の甲が痛くないほどに、
素晴らしいなめらかな人工芝である事に驚くのと同時に、
アリ一匹歩いていない、、フカフカの人工芝の感触に私はたいへん違和感をかんじながら・・、
子どもたちにつられて裸足になってみれば、
普通の芝とは全く違う、暑い日差しに焼けた熱のこもった熱さがありました。

食べ物をこぼしてしまったり、子どもなので吐いてしまったりということが時には起こると思うのですが、そういう時は、どのようにお掃除するのかしら・・・、と、私はとっても主婦感覚の疑問を抱きつつ(^_^;)、誰かが落としたお菓子のカケラを拾ってゴミ袋に入れました。
本来なら、良い菌も悪い菌も微生物もたくさんバランスよく居て、「地面」というものなのでしょうし、落ちたお菓子のカケラをアリがせっせと運んでいく姿を見つけたり、小さな生物の命を実感したりする何気ないアタリマエの日常を、欠いていることに心が動揺するのを感じながら、
それでもこのような施設は子どもの発達になくてならない大切な施設であり、徹底除染、整備していただき、安全な屋外を作っていただいたことで、
また今こうして再び青空の下思いっきり子どもたちが体を動かす事が出来るのだなあと、
現実はきちんと受け止め、いろんなそれぞれの想いがありながら、
心からとても感謝しました。



ぴょんぴょんドームで元気にいっぱい遊んで汗をかいたあとは、
オープンカフェスタイルの休憩所で、
水分補給をしたり、絵本を読んで休憩したり、
自由に ゆったりとした親子の素敵なひとときをみなさん過ごしていらっしゃいました。




こちらの絵本は、先日、6.10(月) ママの楽好祭 ママリンピック仙台2013〜つながるこそだて
にて、会場にいらっしゃったママたちが、読み終えた絵本を 寄付してくださいました。
絵本の裏の 小さなシールに、心温まるメッセージが書かれています。






本日 えほんカーにのせて、
寄付していただいた絵本とメッセージを
無事 送り届けることができて、
大変うれしくおもっています。

ありがとうございました。





 またお会いできるのを楽しみにしています。





次回 :6月20日(木曜日) 福島つながるこそだてサロン
☆参加無料☆

☆リトミック参加希望の方はこちら→ chikyuunogakkou-salon@i.softbank.jp☆
子育て中のみなさんお気軽に遊びきてください~♪
日付:6月20日(木曜日)
時間:10:00~11:30
場所:清水学習センター多目的ホール
〒9608252福島市御山字松川原5番地の1
 

活動内容
□リトミック
楽しく「音」に親しみましょう♪何歳のお友達でも参加できます♪

リトミック研究センターの講師さんがいらっしゃいます。
□絵本バスのえほんひろば
全国から善意であつまった絵本のなかからお気に入りの一冊をプレゼント!
□九州からのお野菜バンバンキャラバン
九州からのこころのこもった新鮮お野菜プレゼント!


                                       NPO法人地球の楽好ふくしまスタッフ